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セイコ緑地建設ブログ

植物のマルチングについて

2020年3月3日

マルチングとは?

農業造園問わず、植物の活性化の為には重要なマルチング。

農業の分野では黒いビニールのようなフィルムで地面を覆い尽くし、

地温を保ちつつ土砂の跳ね返り等による野菜収穫物の病害防止、損傷防止効果もあるようです。

農業マルチングフィルム

外構エクステリア、そしてお庭を綺麗に魅せたい、綺麗に保ちたい。

やはりポイントとなるのは植物がイキイキと綺麗に育つ環境造りも大切な要素。

私ども造園関係者は農業と同じ植物とはえ、景観性重視の生育方法を考える必要もあり、

お庭や公的なスペースの植樹帯を黒いフィルムで覆う事はく、主に自然系素材のマルチング材を採用し景観性と植物の活性化を両立させます。

実際に多くのお客様へご提案~採用頂き、地表面の土がむき出しのまま植栽されたのと比較して、

保湿効果による葉の艶良さ、土砂跳ね返り防止により痛みの低減等を目にしてきました。

■マルチングの役目

・ 地温を保つ

・土壌水分の蒸発抑制保湿効果

・雑草の発育抑制効果

その他にも目的はありますが、主には上記の3項目となるのではないでしょうか。

■マルチング資材

昔の(現在も当然使われている)造園業界では主に稲わらを用いて樹木の根周りを寒さから保護しておりましたが、

農業も人手不足高齢化により作業の機械化が進むにつれ、稲わらの入手も困難になっております。

又は山の地表面から腐葉土を集めて来てお庭へ…

そんな事も行われていた時代もあったようですが、

さすがに令和のこの時代に山から腐葉土を勝手に取ってくるという訳にもいかず、

又、腐葉土を採取された自然林を痛める事にも繋がりますので本末転倒ともなりかねません。

現在、造園分野での主流のマルチング材としては以下があげられます。

・マルチングバーク

マルチングバーク

サイズもS~Lと分かれております。

観葉植物等は軽量なSサイズでOKですが、

地植え植物のマルチングには、風による飛散防止の為にLサイズを選択したいところ。

マルチング効果も高めですがコストが少々お高めなのがネック。

・杉樹皮

杉樹皮

ここ数年は弊社でイチオシだった杉樹皮でのマルチング。

不要の物として捨てられる杉皮のリサイクル資材。

宮城にも多くの杉林があります。

地産地消として地元で生産されているので大量入手がしやすい。

杉皮を加工して繊維状態となり比較的風での飛散は少なめ。

一般的な場所では飛散しないが、少し強風の通りやすい場所では飛ぶこともあります。

仙台駅東口バスプール付近の植樹帯や西口のペデストリアンデッキに設置されたプランター、

地下鉄東西線川内駅の植栽帯等の公共の場所でも採用されております。

飛散が予想される場所での施工には飛散防止対策も合せて行えば安心です。

その他

・火山砂利 団粒構造により水分を溜め込み易く、土壌の蒸散防止効果は高め。

 大量に使うにはコスト的に厳しい

・ウッドチップ 安価に入手可能だが風で飛散しやすい。

 トゲが残ってささくれ立っているチップも少なく無い。

ウッドチップ

・針葉樹や広葉樹の樹皮を用いたバーク系マルチング材

コスト安価、飛散防止の処理もなされてる商品もありましたので、

メーカーさんからサンプルを送って頂き、敷均しテストを行って経過観察したいと思います。

メーカー:富士見工業(株)

商品名:マルチバーク(のり入)

マルチバーク(のり入り)

送って頂いたサンプルがこちら

こちらを弊社事務所入口脇の空いている植樹帯に敷き均したいと思います。

下記が敷均し前の土がむき出しの状態。

敷均す為に袋から取出してみました。

色んな樹皮が混合されています。

匂いはごく普通に木材の香り。

手触りですが、のり入りだからかと思いますが、若干ネバ付き感ベト付き感はあります。

このあと手を洗えばベト付き感は簡単に落ちました。

敷き均してみました。

敷均し厚さは袋に記載された最低限の厚さで3cm程度です。

拡大

見た目のナチュラルさは住宅のデザインを問わずに合いそうです。

密度を見ても保湿効果も問題なさそうです。

これからしばし、主に雑草抑制効果と飛散状況を経過観察したいと思います。